Tuesday, January 30, 2007

Sukiyaki


これほど世界中でカバーされている 日本の曲はない。Wikipediaでは100名(グループ)の名前が羅列されている。Bob DylanがTom Petty & The Heartbreakersとステージでやっていたとか。オレの音源の中には坂本九のオリジナルを含めて8曲入っている。今気がついたんだけど英語の歌詞には二通り存在する。

It's all because of you, I'm feeling sad and blue
You went away, now my life is just a rainy day
And I love you so, how much you'll never know
You've gone away and left me lonely

もっとも多く歌われている歌詞は 2年前にBobby Caldwellがカバーしたバージョンの歌詞とは異なっている。ただ言えることは世界でもっとも愛されている日本の曲であること。日本語の曲名をそのまま訳さなくて良かったのかもしれない。Sukiyakiの方がイマジネーションが広がる。

今オレが聴いているのは宇多田ヒカルバージョン。かなりいい出来。きっとこれからも多くのアーチストがカバーすると思う。世界の文化遺産に加えて欲しい曲である。


Monday, January 29, 2007

While My Guitar Gently Weeps


オレはThe Beatlesがあまり好きではない。何故か?ガキの頃育ったLAの家の回りは裕福な黒人が多かった。その中にRay Charlesもいた。彼らにThe Beatlesの話をすると馬鹿にされた。男の聴く音楽がR&Bだ、という意識を自然と植え付けられた。それが今も続いているようだ。ただ、George Harrisonだけはそのころからオレの中では特別な存在であった。何故か分からない。彼の音楽に心から触れたのはConcert For Bangla Desh。その中で今はEric Clapton, Leon Russel, Billy PrestonなどをひきいてWhile My Guitar Gently Weepsをやっていた。これを映画館で観たときすごく衝撃を受けた。何せかっこよかったのだ。

それから時は経ち、彼は不幸にも他界したが、昨年末ProducerのGeorge Martinが昔のThe Beatlesのトラックをつなぎ合わせたり、世に出なかったトラックをアレンジした Love というCDが発売された。その中にアコスティックギターのWhile My Guitar Gently Weepsが入っていた。このCDのためにストリングスを被せたらしいが出来は最高。最近自分でもアコスティックギターでやるようになった。

このアコスティックバージョンにはオリジナルにはない歌詞が含まれている。すごく印象的なフレーズである。
As I'm sitting here, doin' nothing but aging
While my guitar gently weeps

どのような意図でGeorgeがこの歌詞を入れたのか分からない。もしかしたらGeorge MartinがこのCDのためにデジタル処理で追加したのかもしれない。

何にもしないで座り続けただ歳をとるだけ
でも、ギターは優しく泣いてくれる

Georgeにはもっと歳をとって欲しかった。

Saturday, January 27, 2007

Crazy Love


狂った愛とでも訳そうか。1960年代からず〜〜っと一線で活躍しているVan Morrisonの名曲。と言っても彼のベストCDには含まれていない。むしろSoul系のアーチストがカバーして有名にしている。カバーしたアーチストも有名な方々ばかり。例えば、Ray Charles(Van Morrisonとデュエットしている)、Aaron Neville, Brian McKnight, Rod Stewartなど。
「彼女の心音が1000マイル離れていても感じることが出来る
彼女の微笑みをみていると天国にいるようだ
彼女と一緒にいることがオレの人生そのもの
だから川の流れに乗るようにオレは彼女のところに向かう」

いろいろとラブソングはあるが、最近気に入っているラブソングのひとつ。出張するたびにiPODにいろいろなアーチストのカバーを入れて聴いている。また、この3ヶ月ほどライブバーCOOでは必ず歌う曲。歌詞の内容を自分においかぶせて・・・・・

まだまだ知らない人が多いと思うが、探せばまだいい曲がたくさんある。そのような曲にぶち当たるとうれしくなる。うれしくなりたいから、毎日のように音楽を聴いている。