Sunday, December 11, 2005

What A Wonderful World

最近の日本の社会は狂っているという以外言葉がない。毎日のように子供や女性が簡単に殺されている。人は殺していないが一連の耐震強度偽装事件も大量殺戮に匹敵する大事件に結びつく可能性は大。政治がいけないのか、教育がいけないのか、原因はいろいろと推測される。いえることはオレを始め人間に余裕がなくなったことは事実。時代はたえず流れているので止めることは不可能。でも、気持ちでその流れからちょっと「降りて」周りを見回すことはできる。四季を反映する自然の営みを見ることもその一つ。せめてそのような余裕は持っていたい。そして、それにマッチした音楽に耳を傾けてみたい。オレはそのようなとき必ずWhat A Wonderful Worldを聴く、そしくちずさむ。いろいろなアーティストがカバーしている名曲。でも、もっとも大らかになれるのはLouis Armstrongのオリジナル版。なかなかワンダフルにならない社会、でもいずれよくなるだろうとささやかな希望をもって聴いている。それにしてもBushは速やかに京都議定書を批准するべき。いまのままだと自然破壊、中東破壊した最悪の大統領で終わる。