Thursday, December 29, 2005

Waltzing Matilda


1960年かその1年前の1959年だったと思うが「渚にて」という映画がヒットした。この映画は確かソビエトとアメリカが核戦争を起こし、北半球が壊滅して、オーストラリア をはじめとした南半球の一部でしか人間が生きることができない、という映画であったような気がする(間違っていたらゴメン!)。この映画の内容は大人になって知ったのだが、この映画のテーマソングは当時から親しんでいた。その名曲は・・・・・オーストラリアの第二の国歌Waltzing Matilda。こちらの方が有名なのではなかろうか?最近NHKのBSで「渚にて」を放映する旨の予告を見て、急に懐かしくなってiTMSでダウンロードした。確かに1960年代前半アメリカと今はなきソビエトがいろいろな分野でしのぎを削っていた。2005年現在アメリカが世界の警察として世界平和を維持しているように見えるが、果たしてそうなのか?60年代のように見えるもの同士がしのぎを削っていたが、今はアメリカ対「見えない敵」である。このまま行くと南半球のような逃げ場もなくなってしまう。下手にすると地球全体で恐ろしいことが起きるのでは・・・・・・そうなった場合、暢気にWaltzing Matildaを口ずさむことはできなくなる。自分でも何を言いたいかわからないけど、この1週間この曲が頭から離れない。それだけ意味を持っているのかもしれない。