Friday, June 01, 2007

On The Street Where You Live


今日気分転換に立川まで車で行き、竹内まりやの最新CDを購入。何を隠そうオレは大のまりやフリーク。何が好きかといわれても答えに困る。彼女の持つ雰囲気が好きなのだ。大体のLP,CDは所有していると思う。

今回のタイトルはDENIM。曲は映画やCFで使われた彼女の曲。ほとんどオリジナル。今回いきなり聞こえてきたのが、「ブロードキャスター」のテーマとして使用されていたOn The Street Where You Live、きみ住む街角。これはMy Fair Ladyというミュージカルの挿入歌。オレの好きなミュージカルソングのひとつ。

I have often walked down this street before
But the pavement always stayed beneath my feet before
All at once am I several stories high
Knowing I'm on the street where you live

Are there lilac trees in the heart of town?
Can you hear a lark in any other part of town?
Does enchantment pour out of every door?
No, it's just on the street where you live

And oh, the towering feeling just to know somehow you are near
The overpowering feeling that any second you may suddenly appear
People stop and stare, they don't bother me
For there's nowhere else on earth that I would rather be
Let the time go by, I won't care if I
Can be here on the street where you live

何度となく歩いたことのあるこの通り
いつもは舗道に足がぴったりとついていたはずなのに
いきなり私は天に昇るような気持ちになった
ここがあなたの住んでいる通りだと知って

ライラックの花がかおるのは街の真ん中あたり?
ひばりのさえずりが聞こえるのは街の他のどこ?
どの家の扉からも歓びはあふれ出してくるの?
いや、それはあなたの住んでいる通りだけ

ああ、あなたが近くにいると思うだけでどきどきする
不意にあらわれるような気がして 強くときめいてしまうこの心
道いくひとは立ち止まって私を見つめるけど、気にしない
だって、世界のどんな場所よりも私はここにいたいから
あなたの住むこの通りにいつまでもずうっとこうしていたい
(訳:竹内まりや)

何故かこの曲を聴くと1950年代の良きアメリカを思い出してしまう。何故か曲、詞がその雰囲気を醸し出してしまう。ちょっと他のミュージカルの曲も聴きたくなってきた。最近のミュージカルより40年代から60年代が好み。本当はじっくりOff Broadwayなどを見るといいのかもしれないが、今そんな余裕はない。どうしてその頃のミュージカルが好きかというとアメリカで通っていた中学で毎年学生たちがミュージカルを演じていたから。オレは見る方。その頃見たミュージカルは40年経ったいまでも頭にこびりついている。つまりミュージカルはオレのアメリカへのノスタルジアを刺激する要素なのである。

子供の頃の体験って人生の中でも非常に重要な要素。オレの場合それをアメリカで体験した、そしてそのわずかな体験ではありがミュージカルがノスタルジーを刺激するのかもしれない。そんなことを考えながらこの曲を聴いている。

明日サッポロに出張する。今のオレにとってキミ住む街角のある街はサッポロ。10年経ってこの曲を聴いたときにサッポロを思い出すのか、それはわからない。明日はこの曲をiPODに詰め込んで行こう。