Tuesday, February 27, 2007

Let's Stay Together


オリジナルはAl Green。でも最近New Orleans出身のAaron Neville と近年Jazzを歌っている実 力派女性シンガー、Chaka Khanがデュエットでカバーしたり、Tuck & Pattiもカバーしているラブソング。10年ほど前通い詰めた大久保にあるSoul Barで必ずリクエストしていた曲。Al Greenって彼独特のノリとGospelフレーバーがあり、それがすごく心地よい。昨年だったか一昨年だったか、完全なアナログレコーディングでCDを出したが、やはりR&Bはこれではなくてはと言う素晴らしい出来。

このLet's Stay Togetherの歌詞はなかなか回りくどい言い回しが多い昨今の曲とは違い、シンプル。

I'm so in love with you
Whatever you want me to do
Is all right with me
'Cause you make me feel brand new
And I want to spend my life with you

Let's, let's stay together
Lovin' you whetherm whether
Times are good or bad, happy or sad

”君のことがすごく好き
君がやりたいことは何でもオーケー
君といると自分が生まれ変わったような気になれる
一生一緒に過ごしたい
一緒にいよう、いいときも悪いときも
幸せなときも、悲しいときも”

このようにストレートにシンプルに言われたらその気にならないかな?

AL Green にはこれ以外にたくさんヒットがある。例えば、Let's Get Married, I'm Still In Love With Youなど。彼のヒットソングのタイトルだけつないでも詩になるような気がする。

Sunday, February 04, 2007

Silver Wings


恐らく一部のカントリーマニアしか知らないMerle Haggardの名曲。アメリカにはairport song、airplane songというジャンルが存在する。特にCountry & WesternそしてFolkに多い。有名なのはPPMのLeaving On The Jet Plane。その他にGordon LightfootのEarly Morning Rain、Susan RayのLA International Airport、The ByrdsのAirport Songなどがある。やはり飛行場って別れの場所だから曲になりやすいのだろう。日本を顧みると桂銀淑の北空港、テレサ・テンの空港がある。

数多くのairport songのなかで好きなのがMerle HaggardのSilver Wings、銀色の翼。
Don't leave me I cried
Don't take that airplane ride
But you lock me out of your mind
Left me standing here behind

置いていかないでくれ
その飛行機に乗るなって頼んだのに
君はドアが閉まると同時にオレのことを心の中から閉め出した
そしてオレは今ひとりぼっちで飛行場にたたずんでいる


すごく女々しい歌詞だが、Merle Haggardが彼特有の荒々しい低音で歌うと女々しさが消えてしまう。

Silver wings shining in the sunlight
Roaring engines headed somewhere in flight
They're taking you away and leaving me lonely
Silver wings slowly fading out of sight

銀色の翼が太陽の光に当たって光っている
エンジンの音が大きくなり出発を告げている
飛行機が君をどこかに連れ去り、オレはひとりぼっち
銀色の翼がだんだん見えなくなっている

出張すると飛行場で時間をつぶすことがある。発着する飛行機を見ながらこの曲をいつも思い出す。