Monday, January 30, 2006

Time Is Tight


Hammondを弾かせたらちょっとすごいBooker T率いるBooker T & MGsの名曲。といっても知っている人は少ない。彼らの大ヒットは Green Onions。この曲も好きだがTime Is Tightの気持ちよさが大好き。Soul系のインストバンドでは彼らの右に出るバンドは見あたらない。彼らがいたからこそOtis ReddingやStax系のシンガーが世に出たと言っても過言ではない。この曲を聴くたびピアノをマジでやっていればと公開する。Time Is Tight、予定がいっぱいというような意味だが、曲そのものは余裕を感じさせてくれる。たまにやるDJのオレのテーマはこの曲。最近のオレは気持ちの上ではTime is tight。

Saturday, January 21, 2006

Midnight Hour


今朝の朝日新聞によると60年代のR&Bシーンをリードした「不道徳で素敵な」Wilson Pickettが他界した。Stax系では好きなシンガーの一人。彼のノリのいいMidnight Hour, Land of Thousand Dances, Mustang Sallyなどは入れの好きな今日のトップ20に入っている。あの名映画BLUES BROTHERSにも出演しているので名前は知らないけど顔を見た人はいるはず。なにしろ彼の特長は独特のノリ。リズム音痴のオレでも自然と身体が動いてしまう。晩年はいろいろと問題を抱えていたよう。でも、中学生の頃、すごい衝撃をオレに与えてくれたシンガーがいなくなるのはやはり寂しい。今晩は彼の名曲と晩年出したGOSPELのCDを聴いて彼を偲ぼう。ところでゴスペラースは単なるハモ・コーラス隊であることを再度確認したい。アルファベットと漢字の差がある。

Sunday, January 15, 2006

What's Going On


R&BとかSoul Musicにはいろいろなメッセージを含んだ名曲が多くある。前回のA Change is Gonna Comeも人種差別から立ち上がろうとするSam Cookeの強力なメッセージが含まれているがMarvin GayeのWhat's Going Onも強烈なメッセージが含まれている。What's Going On=「何やってるんだ」。この曲の背景にはベトナム戦争が存在するのは言うまでもない。この曲のすごいところは1971年の頃のメッセージが今でも通用すること。アメリカでは海外紛争が起きるたびにこの曲が見直されるとか・・・・・・もしかしたらアメリカって1970年以降成長していないのかもしれない。ベトナムもイラクも同じ考えで起きている戦争・・・・・ということは結果も同じ?そうだとしたらエネルギーと人の貴重な生命の無駄使い?ベトナム戦争と違うのはイラクには日本が参戦している。「何やってるんだ?」

Monday, January 09, 2006

A Change Is Gonna Come


恐らくR&Bのなかでもっともカバーされている名曲。数年前いつもいく札幌の SOUL DRESSINGのDJ Tamlaにこの曲だけ入った彼オリジナルのミックスで約40かばー入っていた。この曲は今はなきSam Cookeによるもの。確か自由公民運動の際、参加者に良く歌われていた記憶がある。何故か今日林をぶらついていたときに突然頭の中に浮かんできた。「長い間苦労したけど、時代は絶対変わる!」という内容の歌詞。きっと自分が自分を励ますために頭に浮かんできたのであろう。変わらなくては、変わらなくては・・・・・変えなくては!

Saturday, January 07, 2006

LA Freeway


大晦日の深夜から元旦の未明にかけて初詣兼初飲み会を近所の神社で実施。地域住民が神聖な気持ちで賽銭を入れて新年にむけてのお願い、お祈りをしている横で一升瓶を抱えて盛り上がっている中年集団,異常だよね。一段落して家に歩いて帰る途中何気なくiPODから最初にきこえてきた曲が何とJerry Jeff WalkerのLA Freeway、と言ってもほとんどの人は知らない曲。この曲は1970年か1971年にアメリカで中ヒットしたフォークロック。LAのような無味乾燥とした都会では生きていられない、だからLA Freeway経由で外に出て行くという内容の曲。なんかすごい曲がオレの今年の最初の曲になってしまった。Nitty Gritty Dirt BandがヒットさせたMr. Bojanglesの作曲・作詞した人といえば少しはわかるかのしれない。たまたまiTune Music Storeで探し当て、ダウンロードした曲。あの頃のLAと今どのように違うのだろうか?もっと無味乾燥になったのだろうか、人間的になったのだろうか、近いうちに自分で確認したい。

Tuesday, January 03, 2006

Ayaka


最近平原綾香にはまっている。公私ともに世話になっている知人の親類ということもあるが、あの気怠さ、そして幅の広い音域が心地いいから。自分の子供と同じ世代の歌手であるが、久々の本格派シンガーではなかろうか?日本の芸能界は欧米に比べ底辺が狭い。ポッと出て、ポッと消える。マスコミは使い捨てのごとく歌手、タレントを使っている。年配の歌手で第一線を張っているものはごくわずか。一度ヒット曲を出せば地方周りでそれなりに食っていける。聴衆もそのときの気分で歌手を評価し、スポイルする。今のところ平原綾香はバラエティ番組に出演しないで、じっくり育てられている。 彼女の場合10年後が楽しみ。それまでマネージメントはじっくり我慢しながら育てて欲しい。最近のカバーCDはおすすめ。